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物流・運輸公開情報より

JR西日本カスタマーリレーションズ、通話内容の要約に言語生成AIを導入、応対後の処理時間が18〜54%効率化

JR西日本のお客様センターを運営するJR西日本カスタマーリレーションズは、ELYZAと共同で、通話内容の要約業務にAzure OpenAIのGPTシリーズをベースにした言語生成AIを導入しました。同社の2023年9月21日付ニュースリリースで発表されています。

文=編集部2023年9月21日

  • 18〜54%

    応対後の処理時間の効率化(実証実験、3つの業務領域)

  • 月間約7万件

    対象の電話問い合わせ件数

COMPANY

株式会社JR西日本カスタマーリレーションズ

兵庫県|尼崎市|鉄道(JR西日本のお客様センター等の運営)

JR西日本のグループ会社として、JR西日本お客様センターの運営のほか、忘れ物コンタクトセンターやインターネット予約サポートなどの窓口を担っています。

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使ったAI・ツール

#Azure OpenAI GPTシリーズをベースにELYZAが開発した言語生成AI

BEFORE導入前の課題

案内コンタクトセンターには月間で約7万件の電話問い合わせがあり、応対記録はすべてテキスト化して保存しています。対話ログのままでは共有しにくいため、オペレーターが要約したうえで保存していましたが、この要約処理自体に非常な労力がかかり、オペレーターによる要約品質のばらつきもありました。ご意見対応では、スーパーバイザーが実際の応対音声や書き起こしテキストを確認してダブルチェックする運用でした。

ACTION取り組んだこと

マイクロソフトのAzure OpenAI GPTシリーズをベースに、ELYZAが開発した言語生成AIを、通話内容要約の素案作成に使いました。オペレーターは電話応対後、音声認識で書き起こされたテキストを貼り付けるだけで、自動で要約結果が出力されます。問い合わせの内容によってGPT-3.5とGPT-4を使い分け、精度を大きく損なわずにコストの最適化も図っています。要約の前に不要語を除く前処理と、同社の表現・表記ルールに沿って直す後処理も一貫して設計しました。

2023年5〜8月に実証実験を行い、現場で使える生成精度と業務短縮効果が確認されたため、9月19日から実業務で利用を開始しています。

AFTER成果

実証実験では、後処理時間が長い3つの業務領域(お問い合わせ、ご意見・ご要望、介助申込)で、電話要約AIを使うと応対後の処理時間が18〜54%効率化できました。この評価を受けて、正式に導入が決まったとしています。オペレーターとスーパーバイザーの要約作成・チェックの負担軽減と、要約品質の均質化によるVOC(顧客の声)分析への効果も見込んでいます。

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出典:JR西日本カスタマーリレーションズ・ELYZA ニュースリリース「通話内容要約業務に言語生成AIを導入」
本記事は出典の内容をもとに編集部がまとめたものです。数字・成果は出典の表現に沿っています。