AI活用事例データベース
物流・運輸公開情報より

米C.H.ロビンソン、生成AIエージェントで出荷関連業務300万件超を自動化、メール注文の受付は4時間待ちから90秒未満に

米国の物流大手C.H.ロビンソンは、自社で作った生成AIエージェントの群で、見積もりや注文処理など出荷の各ステップを自動化しています。同社の2025年4月16日付プレスリリースで、300万件超の出荷関連タスクをAIが実行したと発表されました。

文=編集部2025年4月16日

  • 300万件超

    AIが実行した出荷関連タスク

  • 100万件を大きく超える

    AIが出した見積もり

  • 100万件

    AIが処理した注文(2025年3月に到達)

  • 最大4時間待ち → 90秒未満

    メール注文の受付時間(5,200社超の顧客)

  • 30%

    生産性の向上(2023〜2024年、生成AIが重要な役割)

COMPANY

C.H.ロビンソン

海外|総合物流(トラック輸送・LTL・海上・航空などの3PL)

出典によると、トラック輸送(トラックロード、LTL)、海上、航空などで年間3,700万件の出荷を扱うグローバルな物流事業者です。

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使ったAI・ツール

#自社開発の生成AIエージェント

BEFORE導入前の課題

出典には導入前の課題の具体的な記載はありません。

ACTION取り組んだこと

同社は2023年に自動化の長年の壁を破り、2024年を通じて最初の生成AIエージェントを発表したとしています。現在は生成AIを使い、運賃の見積もり、注文の処理、トラックの確保、集荷・配送の予約調整、輸送中の荷物の確認などを行っています。輸送状況の更新の提供にも、最初の一歩を踏み出したとのことです。

見積もりと注文は最も成熟した2つのエージェントです。注文のエージェントは、まず最大手のトラックロード顧客からのメールに適用し、2025年は中小企業の顧客へ広げています。メールを分類するツールは、同じ依頼の中でトラックロードとLTLの両方の見積もりを求めているケースも判別できます。1月に始めた新しいエージェントは、運送会社から届く空き車両のメールを読み取り、利用可能なトラックの情報を同社のリアルタイムの輸送力管理システムに入力します。

AFTER成果

AIによる見積もりは100万件を大きく超え、AIが処理した注文は3月に100万件に達したとしています。LTLの見積もりにエージェントを加えてからは、AIが出したLTL見積もりが毎月少なくとも30%ずつ増えました。2月と3月には、AIがLTLの注文をトラックロードの注文と同数処理したといいます。

これまでメールの待ち行列で最大4時間待っていた顧客のうち、5,200社超が、荷物の受付を90秒未満で受けています。トラック情報を登録する新エージェントは、2月に10倍近い数(nearly 10 times more)のトラックをシステムに登録しました。同社は、生成AIが2023年と2024年にかけての生産性30%向上に重要な役割を果たしたと述べています。

FOR YOUR COMPANY

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出典:C.H. Robinson プレスリリース「At C.H. Robinson, Artificial Intelligence Has Now Performed Over 3 Million Shipping Tasks」
本記事は出典の内容をもとに編集部がまとめたものです。数字・成果は出典の表現に沿っています。