山梨中央銀行、Azure OpenAI Serviceを全行導入、融資審査や想定問答集の作成に活用
山梨中央銀行は、2023年にAzure OpenAI Serviceを全行に導入しました。Microsoftの公式導入事例(2025年7月1日付)で紹介されています。
文=編集部2025年7月1日
2023年(全行導入)
導入時期
約600名(アーカイブ配信を含む)
社内研修の参加者
COMPANY
株式会社山梨中央銀行
山梨県|甲府市|地方銀行|行員約2,000名
山梨県唯一の地方銀行で、2025年に創業150周年を迎えました。
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BEFORE導入前の課題
生成AIの登場後、業務効率化の必要性が高まりました。データ活用による「インサイト営業」にも有用と考えられました。一方で、行員が無許可のツールを使うことによるトラブル(シャドーIT)への懸念がありました。以前に3年間取り組んだAML(アンチマネーロンダリング)プロジェクトは、ディープラーニングで許容できる精度に達せず頓挫していました。
ACTION取り組んだこと
2023年にAzure OpenAI Serviceを全行に導入しました。勘定系システムがすでにAzure上で稼働していたため、セキュリティは大きな懸念になりませんでした。インターネットとオフィス環境が分離されているため、低コスト・短納期で閉域のオフィス環境からAzure OpenAI Serviceを使えるようにしました。
「業務の質を高める研修」と銘打った部門横断研修を行い、アーカイブ配信を含めて約600名が参加しました。外部情報の検索を組み合わせるRAGの実装も進めています。運用方針は「ハルシネーションがあることを前提に、許容できる業務で利用する」で、厳密な正確性が求められる事務には使わないと判断しています。
AFTER成果
活用例として、業務のアイデアのブラッシュアップ、打ち合わせ前のシミュレーションや思考の壁打ち、業種別審査事典を読み込ませた融資審査業務、株主総会やIR説明の想定問答集の作成があります。担当者は、マニュアルを読み込ませるだけで、3年かけて構築したモデルに近い成果が得られたことに感動したと述べています。時間削減などの数値は出典に記載がありません。
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出典:Microsoft 導入事例「Azure OpenAI Service を全行導入し、新たな価値の創造を目指す山梨中央銀行」
本記事は出典の内容をもとに編集部がまとめたものです。数字・成果は出典の表現に沿っています。