AI活用事例データベース
金融・保険公開情報より

アイリックコーポレーション、Azure OpenAIで約款検索「AS FiNDER」を開発、募集人1人あたり年間約120時間の節約を試算

保険ショップ「保険クリニック」を運営するアイリックコーポレーションは、Azure OpenAI in Foundry Modelsを基盤に保険約款の検索システム「AS FiNDER」を開発しました。Microsoftの導入事例ページで紹介されています。

文=編集部2026年10月時点で公開

  • 約120時間/年(約30分/日)

    募集人1人あたりの時間節約(同社の試算)

  • 50社以上

    収録する保険会社の約款

COMPANY

株式会社アイリックコーポレーション

東京都|来店型保険ショップの運営・保険販売支援システムの提供

日本初の来店型保険ショップ「保険クリニック」の運営と、保険販売事業者向け支援システム「ASシリーズ」の提供を行っています。

この企業のAI活用事例をすべて見る ›

使ったAI・ツール

Azure OpenAI in Foundry Models、Azure AI Search(RAG)

BEFORE導入前の課題

募集人が顧客の照会に答えるため、複数のシステムに分かれた大量のマニュアルや規定を調べる必要がありました。課題は、文書検索に時間がかかること、検索に慣れているかで回答の質が変わること、顧客を待たせるなかで情報を探す精神的な負担の3点でした。

ACTION取り組んだこと

Azure OpenAI in Foundry Modelsを基盤に「AS FiNDER」を開発しました。キーワードの一致ではなく質問の意図を解釈するセマンティック検索で、検索結果の要点を自動で要約します。「P免」(払込免除)のような保険業界の略語を辞書化して略語でも検索でき、回答には情報の出所(エビデンス)を併記します。

既存文書はAIに学習・要約させてRAGに使い、保険業に詳しい社員が精度評価を繰り返して約款の更新も反映しています。素早くPoCを行い、モックアップを現場の募集人に触ってもらって改修を重ねました。収録対象は50社以上の保険会社の約款・取扱規定の最新版です。

AFTER成果

同社の試算では、募集人1人あたり約120時間/年(1日換算で約30分/日)の時間を節約できます。ASシリーズ全体の累計ユーザーは、合計1万ユーザーの達成が目前だとしています。今後は予測変換など募集人を能動的に支援する機能の追加と、約款更新作業の自動化を目指します。

FOR YOUR COMPANY

この事例を、自社でも実現したい方へ

運営元のホリエモンAI学校が、御社の業務に合わせてご相談をお受けします。

出典:Microsoft for business 導入事例「アイリックコーポレーション AS FiNDER」
本記事は出典の内容をもとに編集部がまとめたものです。数字・成果は出典の表現に沿っています。