ソニー銀行、勘定系システムの開発にClaude Code(Amazon Bedrock経由)を適用、開発工数40%削減・開発期間30%短縮
ソニー銀行は、富士通とともに本番稼働中の勘定系システムの開発にClaude Codeを使っています。AWSの公式ブログ(2026年10月13日付)で紹介されています。
文=編集部2026年10月13日
40%削減
開発工数(基本設計から結合テストまで)
30%短縮
開発期間
2025年9月
適用開始
COMPANY
ソニー銀行株式会社
東京都|インターネット銀行
2025年に勘定系システム全体をAWSへ移行したインターネット銀行です。
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BEFORE導入前の課題
対象は、これから作るシステムではなく、すでに本番で顧客の預金と取引を扱っている勘定系システムです。可用性、セキュリティ、監査対応のいずれも高い水準が求められ、開発環境から閉域通信でコーディングエージェントを使うことが条件でした。既存の資産と品質基準を前提にしなければならない点で、新規開発に生成AIを使う場合より制約が多いとされています。
ACTION取り組んだこと
2025年9月から、製造・単体テスト工程を起点に生成AIを適用し、設計工程と結合テスト工程へ段階的に広げました。2025年の選定時に複数のコーディングエージェントを試し、開発者の意図をより正確にコードへ落とし込めると判断したAnthropicのClaude Codeを採用しています。推論基盤にはAmazon Bedrockを使い、閉域通信で利用できます。
開発者はEC2上のDev Containerの中でClaude Codeを使います。全員が同じイメージ、同じSkills、同じMCPサーバー構成で作業することで、担当者が違っても同等の水準の成果物が出るようにしました。Skillsは生成AIタスクフォースが作って各チームに配布し、シニアエンジニアが作ったものとの差分で精度を測り、基準を超えてから展開しています。最終判断と品質保証はすべて人が行い、工程ごとにAIの出力を人がレビューしてから次に進みます。
AFTER成果
2026年7月時点で、基本設計から結合テストまでの開発工数を40%削減し、開発期間を30%短縮しました。Skillsの運用を回した結果、シニアエンジニアが作成したものとほぼ同等の成果物が、一度の指示で得られるようになったとしています。今後は要件定義工程や運用・セキュリティの領域にも広げる方針です。
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出典:AWSブログ「ソニー銀行が勘定系システムの開発に AI エージェントを適用し基本設計から結合テストまでの開発期間を 30% 短縮」
本記事は出典の内容をもとに編集部がまとめたものです。数字・成果は出典の表現に沿っています。