AI活用事例データベース
金融・保険公開情報より

りそなグループ、Copilot StudioでiDeCoと融資の照会に答えるAIエージェントを現場主導で開発

りそなホールディングスは、Microsoft Copilot Studioを使い、融資・iDeCoなどの照会業務を代行するAIエージェントを開発しています。Microsoftの公式導入事例(2026年7月6日付)で紹介されています。

文=編集部2026年7月6日

  • 2025年11月(iDeCo・融資)

    エージェントのリリース

  • 住宅ローン・企業年金

    構築中のエージェント

COMPANY

株式会社りそなホールディングス

東京都|銀行持株会社|従業員10,000人以上

「リテールNo.1」を長期ビジョンに掲げる金融グループです。

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使ったAI・ツール

Microsoft Copilot Studio、Microsoft Power Platform、Microsoft 365 E5

BEFORE導入前の課題

生成AI活用は3段階で進める計画で、第1段階は全従業員による対話型生成AIの日常利用、第2段階は業務を代行するAIエージェントの開発、第3段階は顧客への新たな価値創造です。第2段階では、業務の実態を理解した現場が自ら開発する「市民開発」が必要とされ、ローコードで使えるCopilot Studioが選ばれました。

ACTION取り組んだこと

2024年度からCopilot Studioの検証を始め、Microsoft Unifiedのワークショップで操作を習得しました。IT企画部と業務部門が協働するプロジェクトを立ち上げ、照会業務の代行に焦点を当てています。週1回の進捗報告・課題共有を行い、IT企画部は銀行特有の専門用語をエンジニアに伝わる言葉に翻訳する窓口を担いました。

2025年11月に、iDeCoと融資の2領域のエージェントをリリースしました。iDeCoでは当初、大きな単位でナレッジを投入したためハルシネーションが起き、実用レベルに達しませんでした。そこでナレッジ構造を見直し、ツリー形式で質問を細分化しています。融資では、規則データベースが膨大で誤回答が許されないことから、カテゴリーの細分化などで精度と効率を高めました。ログから質問内容や満足度を分析し、模範解答を作ってAIに学習させています。住宅ローンと企業年金のエージェントも構築中です。

AFTER成果

iDeCoのエージェントは営業店を中心に利用が広がっているとされています。出典には、時間削減などの数値は記載がありません。今後はハッカソンの開催や、生成AI活用をリードする人材を育てる「Resona GenAI Academy」などで、AIエージェント文化の定着を図る方針です。

FOR YOUR COMPANY

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出典:Microsoft導入事例「りそなグループ Copilot Studio を活用した AI エージェント」
本記事は出典の内容をもとに編集部がまとめたものです。数字・成果は出典の表現に沿っています。