奈良市、特定保健指導の記録づくりに生成AIを検証。作成時間が1〜2時間から30〜60分に
奈良市は日立システムズと、ガバメントクラウド上の閉域環境で生成AIアプリ「GenU」を使い、特定保健指導の記録作成を検証しました。AWSのブログ(2026年4月30日)によると、職員5人・6件の調査で、作成時間が1〜2時間から30〜60分に減ったという回答が最も多くなりました。
文=編集部2026年4月30日
1〜2時間 → 30〜60分(職員5人・6件の調査)
記録の作成時間
67%
出力に「ほとんど誤りがない」
100%
使い続けたい
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奈良市
奈良県|奈良市|市役所
奈良県奈良市。個人番号利用事務系の業務で生成AIを使う検証を行った自治体です。
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使ったAI・ツール
BEFORE導入前の課題
個人番号利用事務系のネットワークはインターネットから切り離されており、生成AIを使いにくい状況でした。奈良市では年間約70件の特定保健指導の面談があり、職員が手書きでメモを取った後、7項目の記録に手作業でまとめ直していました。
ACTION取り組んだこと
AWSのオープンソースアプリ「GenU(Generative AI Use Cases)」を、ガバメントクラウド上で閉域モードで構築しました。通信はすべてVPCエンドポイント経由で、インターネットには出ません。面談中にリアルタイムで音声を文字にし、専用のプロンプトで7項目の記録に整えます。職員が内容を確認・修正して入力します。音声は録音せず、面談を受ける人には事前に知らせて同意を得ています。生成AIにはAmazon Bedrockを使い、推論は国内リージョン内で行っています。
AFTER成果
職員5人・6件の調査で、記録の作成時間は従来1〜2時間(83%の回答者)だったものが、ツールを使うと30〜60分(67%)になりました。出力に「ほとんど誤りがない」と答えた人は67%、記録作成が「とても楽になった」は67%(「やや楽になった」を含めると100%)、「使い続けたい」は100%でした。食生活などの項目は一部に修正が必要でした。
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出典:AWSブログ「個人番号利用事務系の実業務で生成AI活用 ― 奈良市と日立システムズが GenU で…」
本記事は出典の内容をもとに編集部がまとめたものです。数字・成果は出典の表現に沿っています。