AI活用事例データベース
物流・運輸公開情報より

名古屋鉄道、exaBase 生成AIの検証で導入初月から月200時間相当の業務効率化、利用継続希望は98%

名古屋鉄道は2023年7月、グループ横断で「exaBase 生成AI powered by GPT-4」の利用を開始し、3つの検証プロジェクトを進めました。エクサウィザーズが2024年2月20日に公開した導入事例で紹介されています。

文=編集部2024年2月20日

  • 約200時間

    導入初月の削減効果

  • 800時間

    11月末時点の削減時間

  • 98%がYES

    継続利用の希望

  • 約200名

    トライアル参加者

COMPANY

名古屋鉄道株式会社

愛知県|名古屋市|鉄道(私鉄)|約5,000名(単体)、約30,000人(連結)(2023年時点)

名古屋鉄道グループの中核を担う鉄道会社です。グループ会社は100社ほどあります。

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使ったAI・ツール

exaBase 生成AI powered by GPT-4(エクサウィザーズ)

BEFORE導入前の課題

ChatGPTの日本語版のリリース後、グループ会社を含めた従業員から「ChatGPTを業務で使っていいのか」「利用ポリシーを定めてほしい」という問い合わせが増えました。同社は2023年5月にガイドラインを策定し、並行して、セキュアに使える生成AIの環境を探していました。

ACTION取り組んだこと

エクサウィザーズの法人向けChatGPTサービス「exaBase 生成AI powered by GPT-4」を、2023年7月に名古屋鉄道グループ横断で導入しました。決め手は、入力データがChatGPTの学習データに使われないこと、ユーザー単位でログが取れてコンプライアンスに対応できること、ライセンス料が安価なことの3つです。

導入後は3つの検証プロジェクトを並行して進めました。1つ目は希望者約200名が参加した「汎用活用検証トライアル」で、文書作成、情報収集、企画のアイデア出し、議事録作成、翻訳などに使いました。2つ目は「高度活用検証ワークショップ」、3つ目は株主総会やIR情報、社史などに答える「自社データ活用生成AI開発」です。トライアルでは、利用実績シートに作業内容と削減できた時間を記入してもらいました。グループ会社には検証期間中、アカウントを無償で提供しました。

AFTER成果

導入した7月18日から8月中旬までの1か月間で、約200時間の削減効果がありました。11月末時点では削減時間が800時間まで拡大し、月間に直すと200時間程度、直近のユーザー数である300人程度で削減した計算になるとしています。「今後も生成AIを継続して使いたいか」という質問には98%が「YES」と回答しました。Excelマクロを含むプログラムのコード作成や確認に活用したという声も2割近くあったとしています。

自社データ連携については、同社が自社で構築した生成AI環境より、exaBase 生成AIの「データ連携」機能のほうが高い回答精度を得られることも多く、2024年1月以降はグループ各社にこの機能を広げる予定としています。

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出典:エクサウィザーズ 導入事例「導入初月から月間200時間相当の業務効率化を実現。名古屋鉄道のChatGPT活用方法と効果とは?」
本記事は出典の内容をもとに編集部がまとめたものです。数字・成果は出典の表現に沿っています。