韓国Law&Company、Claudeで弁護士向けAIアシスタントを開発。180日で国内の弁護士の20%が利用し、230万時間超を削減
韓国のLaw&Companyは、Claudeを使って弁護士向けのAIアシスタント「SuperLawyer」を作りました。Anthropicの公式導入事例ページで紹介されており、180日で6,000人、韓国で開業する弁護士の20%が使うようになったとしています(ページに公開日の記載はなく、2025年1月時点で公開されていたことを確認しています)。
文=編集部2025年1月時点で公開
6,000人(韓国で開業する弁護士の20%)
180日間の利用者数
1.7倍(1時間あたり25分を削減)
弁護士の効率
230万時間超
最初の180日で削減した作業時間(利用者全体)
92.5%
時間を削減できたと答えた利用者
40%以上
Claude 3.5 Sonnet採用後の応答時間の短縮
COMPANY
Law&Company(ロー・アンド・カンパニー)
海外|リーガルテック(弁護士向けサービス)
韓国の法律サービス会社です。弁護士向けのAIアシスタント「SuperLawyer」や、法律ポータル「LawTalk」などを提供しています。
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BEFORE導入前の課題
法律の現場では、複雑な案件を扱いながら、定型的な書類作成や調べものもこなす必要があります。韓国の弁護士は、依頼者との面談や法廷への出廷と、時間のかかる書類作業との両立に苦労していました。1件の案件に何時間もの調査と書類準備が必要で、より多くの依頼者に対応するうえでのボトルネックになっていたといいます。
ACTION取り組んだこと
複数のAIモデルを比べたうえで、韓国語の法律文書の作成に優れていたClaudeを選びました。国民の基本的な権利に関わる仕事のため、AIがもっともらしい誤りを答える「ハルシネーション」を抑えられることも重視しています。回答の前に関係する法律データを参照させる仕組み(RAG)を組み込み、利用者の依頼ごとに必要な順で情報を整理できるようにしました。
SuperLawyerでは、Claudeを次の業務に使っています。法律の調査と判例の分析、書類の起案、判例の要約、書類をもとにした対話、規制への準拠チェックです。
利用者が急に増えたときはAPIの利用上限を広げる必要がありましたが、Anthropicのサポートを受けてすぐに解決したとしています。その後Claude 3.5 Sonnetを採用し、精度を保ったまま応答時間を40%以上短くしました。また、法律出版社のPark Young Saと独占供給契約を結び、引用が適切かを評価する機能も入れて、誤りを減らす取り組みを続けています。
AFTER成果
180日で6,000人(韓国で開業する弁護士の20%)が利用し、無料から有料への転換率は60.2%、2か月目の継続率は79.1%でした。弁護士の効率は1.7倍になり、1時間の仕事あたり25分を削減しています。最初の180日で、利用者全体で230万時間を超える作業時間を削減したとしています。
利用者への調査では、92.5%が時間を削減できたと答え、46.8%は1時間の仕事あたり30分以上を削減していました。70%がコスト削減を実感し、30%は「意味のあるコスト削減」があったと答えています。経験15年のパートナー弁護士は、3時間から2日かかっていた作業が数分で終わるようになったと話しています。
今後は、月130万人が訪れる法律ポータル「LawTalk」や、法律情報サービス「Big Case」にもClaudeの活用を広げる計画です。
FOR YOUR COMPANY
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出典:Anthropic 導入事例「Law&Company transforms legal services in South Korea with Claude」
本記事は出典の内容をもとに編集部がまとめたものです。数字・成果は出典の表現に沿っています。