米法律事務所Foley Hoag、法務AI「Harvey」を1か月未満で全社展開。弁護士の50%が週5時間を削減
アメリカの法律事務所Foley Hoagは、法務向けAIのHarveyを、弁護士と業務部門を含む全社に1か月未満で展開しました。Harveyの導入事例ページによると、弁護士55人の調査で50%が週平均5時間、15%が週平均10時間を削減したと回答しています。
文=編集部2026年4月時点で公開
1か月未満
全社展開にかかった期間
50%
週平均5時間の削減を報告した弁護士(55人調査)
15%
週平均10時間の削減を報告した弁護士(55人調査)
94%超
利用率(弁護士)
40~50%減
顧客向け文書の作成時間
少なくとも3分の1短縮
M&A精査のレビュー期間
COMPANY
フォーリー・ホーグ(Foley Hoag)
海外|法律事務所|弁護士310人超
アメリカ・ボストンなどに拠点を持つ国際的な法律事務所です。1943年に創業し、民間・公的な顧客に助言しています。
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使ったAI・ツール
BEFORE導入前の課題
競争の圧力と急速な技術の変化が強まる中、協調的な文化、個々の判断、弁護士の自律性を保ちながら、より効率よく働くことを目指していました。全社で生成AIを使いこなせる状態にすることと、限定的なツールではなく長期的なパートナーを得ることも求めていました。
ACTION取り組んだこと
弁護士と業務部門を含む全社でHarveyを展開しました。倫理研修を必須とし、広報の仕組みを整え、マネージングパートナーと経営委員会が後押ししています。
定着は、同僚どうしの働きかけで進めました。社内イントラネットのハブ、オフィスアワーとワークフローの相談会、各業務グループのAIアンバサダー、会議での短い共有コーナー(「Harvey 5」)、定期的なニュースレターなどです。
Harveyの機能では、データルームなどの文書を保存・分析するVaultや、訴訟担当者が公判前の文書レビューに使うWorkflow Builderを使っています。
AFTER成果
全社展開は1か月未満で完了しました。弁護士55人の調査では、50%が週平均5時間、15%が週平均10時間の削減を報告しています。利用率は弁護士の94%超に達し、展開から1年余りがたった時点で、弁護士とスタッフの4分の3超が毎週使っています。
M&Aの精査ではレビューの期間を少なくとも3分の1短縮し、2日間の公判では1チームで少なくとも8~10アソシエイト時間を節約しました。顧客向けの文書は作成時間が40~50%減り、過去の事例や助言へのアクセスは約45%速くなったとしています。
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出典:Harvey 導入事例「How Foley Hoag Turns Efficiency Into Client Value With Harvey」
本記事は出典の内容をもとに編集部がまとめたものです。数字・成果は出典の表現に沿っています。