湖西市、SNS投稿文づくりから広げた生成AI活用で約800時間削減
静岡県の湖西市は、SNSへの投稿文の生成を皮切りに、イベント名の提案やシステム調達仕様書案の作成などへ生成AIの活用を広げました。2023年7月から2024年2月の利用件数と削減効果から算出すると、800時間程度の削減になったと紹介されています。(総務省の事例集に基づく紹介です)
文=編集部令和6年7月
800時間程度
業務時間の削減(2023年7月〜2024年2月、各種業務の合計)
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湖西市
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静岡県の西端にある市(静岡県湖西市)。
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BEFORE導入前の課題
湖西市では、生成AIが世間で話題になる中で、職員が関心を持ち、ボトムアップで導入を進めました。事例集には導入前の課題の具体的な記載はありません。
導入にあたっては、DX推進アドバイザーが上層部が出席する会議体で生成AIの業務活用を説明していたこともあり、上層部の理解が得られ、大きな課題には直面しなかったと紹介されています。
ACTION取り組んだこと
2023年2月にSNSへの投稿文章生成を始め、4月には新規イベント名の提案にも活用しました。その後、用途や機能に応じて4製品(LoGoAIアシスタント、ChatGPT有償版、システム要求仕様書作成ツール「プロキュアテック」、LGWAN経由でChatGPTを使うためのゲートウェイ)を導入しています。2023年7月にガイドラインを整備してLoGoAIアシスタントの利用を開始しました。
システム調達仕様書の文案生成のほか、プログラミング経験のない職員が生成AIでコードを作り、水道スマートメーターのデータ取得エラー時の再送信を自動化した例もあります。この例では、1年間で約66時間の削減効果があったとされています。
活用を広げるため、DX推進部門が各部署にヒアリングして困りごとを気軽に共有できる雰囲気をつくり、上層部が「失敗を恐れない」ことを職員に伝えて挑戦の機運を高めているとのことです。
AFTER成果
2023年7月から2024年2月までの利用件数と削減効果をもとにした算出で、800時間程度の削減ができたと紹介されています。これはSNS投稿文だけでなく、各種業務の合計です。
今後は議事録作成や広報用画像生成での利用を進めるほか、生成AIの利用率が低い部署に使ってもらう取り組みを行う予定とのことです。
出典:総務省「自治体におけるAI活用・導入ガイドブック<別冊付録>先行団体における生成AI導入事例集」
本記事は出典の内容をもとに編集部がまとめたものです。数字・成果は出典の表現に沿っています。