横浜銀行、生成AIで融資稟議書の作成を支援する実証実験。実装すれば最大で年間19,500時間の効率化を見込む
横浜銀行は日本IBMと協力し、融資審査業務での稟議書作成に生成AIを活用する6週間の実証実験を行いました。2024年11月7日付の両社のニュースリリースで、行員の業務効率化と審査スキル向上の面で有用性が確認されたと発表されています。
文=編集部2024年11月7日
年間19,500時間
実装した場合の業務効率化の見込み(最大)
月間約8時間
融資担当行員1人あたりの効率化の見込み(最大)
6週間
実証実験の期間
COMPANY
株式会社横浜銀行
神奈川県|横浜市|銀行(コンコルディア・フィナンシャルグループ)
コンコルディア・フィナンシャルグループの銀行です。
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使ったAI・ツール
BEFORE導入前の課題
横浜銀行は、行員一人ひとりが付加価値の高い金融サービスを提供する「ソリューション・カンパニー」をめざしています。融資審査業務では行員のヒアリング力や提案力の底上げが必要で、そうした活動の時間をつくるための業務効率化も強く求められていました。
ACTION取り組んだこと
日本IBMのアセットを活用した「融資稟議書作成支援AI」のプロトタイプを作り、生成AIが稟議書の作成を支援する実証実験を6週間行いました。生成AIが作った稟議書をもとに、審査項目の網羅率、文章品質、業務時間の削減効果を検証しています。
AFTER成果
行員の稟議作成にかかる時間が効率化できることを確認しました。今後業務に実装した場合、最大で年間19,500時間の業務効率化が見込まれるとしています(融資担当行員1人あたり、最大で月間約8時間に相当)。これは実証実験を踏まえた見込みの数字です。
また、与信判断に必要な審査項目のうち、お客さまへのヒアリングが不足している点を明確にできる効果も確認できました。行員が「どのような情報を聞き取るべきか」という気づきを得られ、審査スキルの向上も期待できるとしています。横浜銀行は今回の結果を整理し、実装化をめざすとしています。
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出典:横浜銀行・日本IBM ニュースリリース「横浜銀行の「生成AIを活用した融資審査業務における稟議書作成」の実証実験の実施について」
本記事は出典の内容をもとに編集部がまとめたものです。数字・成果は出典の表現に沿っています。