AI活用事例データベース
建設・不動産公開情報より

八千代エンジニヤリング、Geminiで業務計画書作成ツールを開発し、作業時間を1時間以上短縮

建設コンサルタントの八千代エンジニヤリングは、官公庁に提出する業務計画書の作成に、Vertex AI(Gemini)を使った専用ツールを導入しました。開発パートナーの富士ソフトの導入事例ページで紹介されています。

文=編集部2026年10月時点で公開

  • 約1時間以上

    作業時間の短縮

  • 約1,500件

    全社の年間業務計画書作成件数

  • 約50名規模

    リリース初日の試用者

COMPANY

八千代エンジニヤリング株式会社

東京都|建設コンサルタント(社会インフラの調査・計画・設計・維持管理)

道路、橋梁、河川、ダムなど社会インフラの整備に貢献する建設コンサルタント会社です。

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使ったAI・ツール

Vertex AI(Gemini)、Google Cloud

BEFORE導入前の課題

受注案件の8〜9割は官公庁からで、契約後14日以内に業務計画書の提出が求められます。担当社員の連絡先や資格の情報は複数の社内システムに分散し、必要な情報を集めるだけで30分以上かかることもありました。業務地域の最寄りの病院・消防署・警察署を調べて緊急連絡体制の一覧を作る作業は、1件あたり20分程度かかっていました。発注者ごとに書式が違う特記仕様書から、業務内容に当たる記載を探して転記する作業にも手間がかかっていました。

ACTION取り組んだこと

Cloud Run、Vertex AI(Gemini)、BigQuery、Cloud SQL、Cloud Storageを組み合わせた「業務計画書作成ツール」を、富士ソフトと共同開発しました。Geminiが特記仕様書や技術提案書から該当箇所を抽出して文章を生成し、Word形式で出力します。生成内容には抽出元へのリンクが付き、担当者が確認・修正できます。

緊急連絡先の検索はAIを使わず、Google Maps APIで上位3件の候補を示し、最終判断は人が行う設計にしました。モデルは当初GPT系も候補でしたが、Google Cloudとの親和性と比較検証で安定した出力が得られたGeminiを選んだとしています。

AFTER成果

作業全体にかかる時間を約1時間以上短縮しました。2026年9月1日のリリース初日から、約50名規模の利用者が試用し、改善要望が寄せられました。社内全体で年間約1,500件ある業務計画書作成の省力化に貢献するとしています。

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出典:富士ソフト Google Cloud導入事例「八千代エンジニヤリング株式会社様」
本記事は出典の内容をもとに編集部がまとめたものです。数字・成果は出典の表現に沿っています。