TBSテレビ、Gemini 1.5 Proで映像のメタデータを自動生成。作成時間は10分の1、トータルで約3分の1に
TBSテレビは、撮影した映像素材や番組のメタデータ作成にGemini 1.5 Pro(のちにGemini 2.0 Flash)を使っています。Google Cloudの導入事例ページ(事例制作は2025年4月)によると、メタデータ作成時間は10分の1になりました。
文=編集部2025年4月(事例制作)
10分の1
メタデータ作成時間
約3分の1
トータルの所要時間
2〜3週間から5日ほど(見込み)
収録後の作業期間
COMPANY
株式会社TBSテレビ
東京都|テレビ放送
1955年に開局したテレビ局で、「報道のTBS」「ドラマのTBS」と称されてきました。JNNのキー局を務めています。
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BEFORE導入前の課題
テレビ局では、映像素材を探すために「メタデータ」(映像の内容を説明したテキスト)を付けますが、これは人の手で行われてきました。3分間の映像素材なら、基礎的な作業に約40分、別のスタッフのチェックに15分と、1時間近くかかります。各部門を合わせて100名近くが対応しても遅れが慢性化し、ニュースでは映像を使いたい撮影直後の1週間程度に間に合わず、メタデータ付けに2〜3週間かかることもありました。
ACTION取り組んだこと
2024年3月にGemini 1.5 Proを紹介され、ロングコンテキストと、映像・音声・テキストのマルチモーダル処理が必要な条件に合うと判断しました。Google Cloudのチームと検証を重ね、映像のみ・文字情報のみ・音声のみと別々に解析させて最後に統合する方法にたどり着きました。
過去の画像とメタデータを読み込ませて人の書き方を真似させるFew-Shot Learningで、報道カテゴリーから精度の高いメタデータを自動生成する方法を確立しました。2025年3月にはGemini 2.0 Flashへ更新しています。
AFTER成果
最初のテストから1年足らずで、メタデータ作成時間は10分の1になりました。チェックは引き続き人が行いますが、トータルの所要時間も約3分の1に短縮されています。映像収録後に2〜3週間かかっていた作業が5日ほどに短縮できる見込みが立ちました。タイムスタンプの自動付与や、メタデータの内容の均質化も実現しました。
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出典:Google Cloud導入事例「TBSテレビ: Gemini 1.5 Pro / 2.0 Flash で映像メタデータの自動生成を世界に先駆けて実現」
本記事は出典の内容をもとに編集部がまとめたものです。数字・成果は出典の表現に沿っています。