Sky、Geminiを約5,000人の全従業員に一斉配布。定着率98%、従業員が約2,000個のエージェントを作成
Sky株式会社は、2026年1月に約5,000名の全従業員へGeminiを一斉に展開しました。Google Cloud公式ブログ(2026年10月29日付)によると、定着率は98%を保ち、従業員が作ったエージェントは2,000個近くになっています。
文=編集部2026年10月29日
全従業員約5,000名、2026年1月
展開対象と開始時期
98%
定着率
2,000個近く
従業員が作ったエージェント
COMPANY
Sky株式会社
大阪府|ソフトウェア開発(ICTソリューション、システム開発)|4,655名(2026年10月1日現在)
クライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」や営業名刺管理サービス「SKYPCE」などの自社商品を開発・提供する企業です。「AIに強く、AIを使いこなす会社」を掲げています。
この企業のAI活用事例をすべて見る ›
BEFORE導入前の課題
同社は対話型の生成AIサービス「SKYAI」とリサーチ機能の「SKYAI Deep Research」を自社で開発して全社に提供し、月間利用率は最終的に90%に達しました。ただし、これらの保守を続けると新しいAIシステムを開発できなくなるため、SKYAIを終了し、代わりとなるAIツールを選ぶ必要がありました。
ACTION取り組んだこと
選定では「どのツールを選ぶか」ではなく「AIを会社の中でどう使いたいか」を軸にしました。検証したのは、横断検索の精度、データ連携、ガバナンスとセキュリティの3点です。自社で作った検索の仕組みと同等以上の精度がすぐに得られたこと、サードパーティSaaS向けのコネクタが多いこと、アクセスコントロールなどが揃っていることから、企業向けGeminiを選びました。2026年1月から約5,000名の全従業員に一斉に展開しています。
活用例は次のとおりです。社内の業務情報を部署ごとに整理してGemini Notebookに読み込ませ、新メンバーが対話しながら自分で学べるようにしました。上長のブログから思考スタイルをまとめ、Geminiで「上長の簡易クローン」のエージェントにして、レビューや相談の時間を短縮しました。Deep Researchでは、社内情報とウェブの情報を横断して調べ、AI活用研修の企画などに使っています。
AFTER成果
Geminiのアクティブユーザー数は展開後約2か月で急増したあと高止まりし、定着率は98%を維持しています。従業員が開発し共有したエージェントは2,000個近くになりました。新メンバーのオンボーディング期間は大幅に短縮されたとのことです。導入成果の測定ではKPIを設定せず、各部署に基準づくりを任せています。あわせて、活用度を全社共通で評価するシステム「PAM」も新たに作りました。
FOR YOUR COMPANY
この事例を、自社でも実現したい方へ
運営元のホリエモンAI学校が、御社の業務に合わせてご相談をお受けします。
出典:Google Cloud公式ブログ「Sky: Gemini を全社で一斉に導入し、98% の利用定着率と 2,000 個近いエージェントの共有を実現」
本記事は出典の内容をもとに編集部がまとめたものです。数字・成果は出典の表現に沿っています。