正幸会病院、電子カルテ「Henry」の生成AIで退院サマリの作成が約40分から約4分に
大阪府門真市の正幸会病院は、クラウド型電子カルテ「Henry」に生成AIを組み込み、記録業務の流れ自体を「AI前提」に組み替える実証実験を行いました。株式会社ヘンリーの2026年6月29日付の発表によると、記録業務は全職種合計で月間約386時間減らせる試算です。
文=編集部2026年6月29日
約40分から約4分(約90%短縮、実測)
退院サマリ(医師)の作成時間
月間約386時間(試算)
記録業務の削減(全職種合計)
188時間
音声入力による削減
198時間
サマリ作成AIによる削減
5工程から2工程
看護ラウンド中の記録
COMPANY
医療法人正幸会 正幸会病院
大阪府|門真市|病院(56床)|56床
大阪府門真市にある56床の病院です。
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使ったAI・ツール
BEFORE導入前の課題
医療現場は人手不足と経営難に直面しています。病院が生き残るには患者にも働き手にも選ばれる必要があり、限られた人員でも回る、生成AIを前提にした業務フローが求められていました。
ACTION取り組んだこと
クラウド型電子カルテ「Henry」に生成AIを組み込み、2026年4月20日から6月5日まで、医師・看護師・リハビリセラピストと事務で実証しました。音声入力から要約の作成までを、カルテの中だけでまとめて行える仕組みです。スタッフはカルテ画面を離れずに、会話しながら記録を完成させます。AIが作った記録は、担当者が確認して承認します。
看護ラウンド中の記録は、「病室で観察→紙にメモ→バイタルをメモ→ナースステーションでカルテに転記」の5工程から、「病室で会話を録音→文字起こし中にバイタルを入力」の2工程に減りました。
AFTER成果
退院サマリ(医師)の作成時間は、従来の約40分から約4分へ、約90%短縮しました(実測)。音声入力による削減188時間と、サマリ作成AIによる削減198時間を合わせ、全職種で月間約386時間の削減になる試算です。
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出典:株式会社ヘンリー プレスリリース「正幸会病院(56床)、Henry AIで記録業務を“AI前提”に再設計」
本記事は出典の内容をもとに編集部がまとめたものです。数字・成果は出典の表現に沿っています。