長野市民病院、電子カルテとつないだ生成AIアシスタントで年間5,472時間の業務効率化
長野市民病院は、電子カルテと生成AIを直接つないだ院内の生成AIアシスタントで、年間5,472時間(常勤職員約3名分)の業務効率化を確認しました。同院が2026年3月9日にPR TIMESで出したプレスリリースで紹介されています。
文=編集部2026年3月9日
5,472時間(月平均約456時間、常勤職員約3名分)
年間の効率化効果
50種類以上
開発した生成AIアシスタント
111名
調査対象の職員
約98%
効率向上または質向上を実感
COMPANY
地方独立行政法人 長野市民病院
長野県|長野市|病院(400床)|400床
長野県長野市にある400床の地方独立行政法人の病院です。
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使ったAI・ツール
BEFORE導入前の課題
医療現場の人手不足が深刻になるなか、医療者が「患者との時間」により多くの時間を使える環境をつくることを目指していました。
ACTION取り組んだこと
2023年6月にプライベートクラウド上に生成AIエンジンを構築し、同年8月に電子カルテのデータと生成AIの直接連携に成功しました。その後約2年半で、医師、看護師、メディカルスタッフ、事務職などのニーズに合わせた50種類以上の生成AIアシスタントを開発しています。
株式会社ユニリタのデータ活用基盤と、同社の生成AIサービス「SecuAiGent」を中心に、電子カルテと生成AIをつなぎました。紹介状(診療情報提供書)や退院サマリの下書き、緊急患者の受け入れのための過去カルテの一括要約、看護師の情報収集、カンファレンスの音声文字起こしと記録作成などに使っています。
AFTER成果
2025年4月から2026年1月の利用実績をもとに、生成AIアシスタントを積極的に使っている職員111名を調べたところ、年間5,472時間(月平均約456時間)の効率化効果が算出されました。職員アンケートでは、「業務効率と診療の質の両方が向上」が45.6%、「診療の質が向上」が3.8%、「業務効率が向上」が48.1%、「変化なし」が2.5%で、約98%が効率向上または質向上を実感しています。
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出典:地方独立行政法人長野市民病院 プレスリリース「長野市民病院、生成AI活用で年間5,472時間の業務効率化を実証」
本記事は出典の内容をもとに編集部がまとめたものです。数字・成果は出典の表現に沿っています。