AI活用事例データベース
製造公開情報より

ローム、Google Workspace with Geminiの試用で年間約14万時間の効率化を試算。1人あたり月31時間の作業短縮を見込む

半導体メーカーのロームは、技術調査や仕様書評価の精度向上と業務効率化のため、Google Workspace with Geminiを導入しました。Google Workspaceの導入事例ページ(事例制作は2026年6月)によると、約540名のトライアルで年間約14万時間の効率化を試算しています。

文=編集部2026年6月(事例制作)

  • 約540名

    トライアル参加者

  • 年間約14万時間

    効率化の試算

  • 月31時間(従来のAIアシスタントは月4時間)

    1人あたりの作業短縮の見込み

  • 900名以上

    社内のGemini利用者

COMPANY

ローム株式会社

京都府|半導体・電子部品の開発・製造|従業員数1,000名以上(出典の区分)

1958年に京都で設立された半導体・電子部品メーカーです。自動車・産業機器から民生・通信まで、LSIやディスクリート、電子部品を供給しています。

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使ったAI・ツール

Google Workspace with Gemini、Gemini(Deep Research)、NotebookLM

BEFORE導入前の課題

2024年の初め頃から社員が私的に生成AIを使い、業務でも使いたいという要望が上がっていました。最初に導入したのはグループウェアと親和性の高いAIアシスタントで、議事録作成などには有効でしたが、LSIの設計・開発や特許情報の検索など、専門的で大規模なデータを扱う業務では効果が出にくく、より精度の高い生成AIが必要だと見る人が増えました。IC設計では仕様書やEDAツールのドキュメントが数千ページあり、情報の整理や検索が負担でした。

ACTION取り組んだこと

Google Cloudの提案を受けて、2025年5月にGoogle Workspace with Geminiの試用を開始しました。全部門から500名がトライアルに申し込み、開発・製造部門やマーケティング部門を中心に約540名が参加しています。トライアルから4か月後に正式導入を決めました。

社内DWHの検索、シミュレーション時のバグ発見、クエリ作成の自動化、技術仕様書の検索と確認、コード生成などに使っています。LSI開発部門では、企画時の市場調査から設計時の壁打ちやドキュメント生成、検証・評価のチェックまで全工程で活用が進んでいます。「なんでもGemini」という社内コミュニティも立ち上がり、事例共有が活発です。

AFTER成果

トライアルのアンケートでは、1人あたり月31時間の作業短縮を見込めることがわかりました。従来のAIアシスタントの月4時間の約8倍です。約540名のトライアルから、年間約14万時間の業務効率化を試算しています。1年かけて実施する予定だったコード解析・改善プロジェクトが1週間で完了した事例も報告されました。Gemini、Deep Research、NotebookLMはいずれも、トライアル中のレビューで満足度が最高点でした。現在、Geminiを使う社内ユーザーは900名以上です。

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出典:Google Workspace導入事例「ローム株式会社: Google Workspace with Gemini の導入で、半導体開発のスピードと品質の大幅な向上、全社的な DX を追求」
本記事は出典の内容をもとに編集部がまとめたものです。数字・成果は出典の表現に沿っています。