インドのマニパル・ホスピタルズ、Geminiで看護師の申し送り時間を90分から20分に、70%短縮
インドの病院グループ、マニパル・ホスピタルズは、Google CloudのGeminiで看護師の申し送り(ハンドオーバー)の報告書を自動で作るようにしました。Google Cloudの公式ブログ(2025年7月12日付)で紹介されています。
文=編集部2025年7月12日
90分から20分(70%短縮)
申し送りにかかる時間
23病院
稼働している病院
5,000人超
毎日使う看護師
COMPANY
マニパル・ホスピタルズ
海外|病院グループ|37病院、病床数10,500床超
出典によると、インド最大級の医療提供者の1つで、年間約700万人の患者に37の病院でサービスを提供しています。
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BEFORE導入前の課題
看護師の申し送りは重要ですが時間のかかる作業でした。10,500床を超える病院群では、報告書の作成と受け取りのために、看護師が毎回シフトに約90分を余分に使っていました。この作業は疲労やミス、職務満足度の低下につながるおそれがありました。また5,000人超の看護師が使うには、速くて信頼できることと、生成AIの「幻覚」を抑えて正確さを保つことが必要でした。
ACTION取り組んだこと
患者データは電子カルテのTrakCareから、Google Cloud上のデータレイクにほぼリアルタイムで送られます。看護師が申し送りの要約を求めると、システムはまずそのシフトに関係する臨床情報だけを時間のフィルターで抽出し、構造化したデータをGeminiに渡して、ISBAR(状況・背景・評価・提案などの形式)の報告書を作ります。
Google Cloud Consultingのチームが、看護師と8回を超える議論・評価を重ねて構築しました。まず1つの病院で試し、現在は23の病院で稼働し、毎日5,000人超が使っています。
AFTER成果
申し送りの時間は90分から20分になり、70%短縮されました。手書きメモや人の疲労から生じるミスが起きにくくなり、看護師が患者のケアに集中できるようになったとしています。全面展開すれば、毎日の看護師の時間を大きく節約できる見込みとしていますが、出典に具体的な数字はありません。
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出典:Google Cloud ブログ「How Manipal Hospitals sped up nurse handoffs across 37 hospitals」
本記事は出典の内容をもとに編集部がまとめたものです。数字・成果は出典の表現に沿っています。