ホクビー、FAX発注書のAI-OCRで入力・納期返信の時間を4分の1に
北海道石狩市で業務用食肉を製造販売するホクビーは、月間約1,200枚のFAX注文を「発注書AI-OCR(invox)」で処理しています。8割のFAX発注書を自動で受注処理でき、入力から納期返信までの作業が1件あたり4分から1分になったとのことです。
文=編集部2026年10月時点で公開
8割
FAX発注書の自動受注
1件あたり4分から1分(4分の1)
入力・納期返信の作業時間
COMPANY
株式会社ホクビー
北海道|石狩市|業務用食肉の製造・販売
北海道石狩市に本社を置き、ハンバーグやステーキなどの畜産加工品を製造・販売する企業。売上の大部分は業務用。
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使ったAI・ツール
BEFORE導入前の課題
同社の受注は月間約2,000件で、そのうちFAXが6割の約1,200枚を占めます。FAXを1枚ずつ受信し、基幹システムへ手入力する作業が大きな負担でした。取引先が発番した4〜10桁ほどの発注番号も入力が必要で、同じ商品名でも規格違い(ブロックやスライス、厚さの違いなど)があり、取引先独自の商品名を担当者が頭の中で自社の商品コードに変換していたと紹介されています。入力後のチェックにも多大な労力がかかっていました。
さらに、北海道という立地での採用の難しさや、世代交代の時期、中核メンバーの休職・退職などで人員が減っていました。
ACTION取り組んだこと
2023年ごろから3社ほどのFAX OCRシステムを比較検討し、インフォマートの「発注書AI-OCR(invox)」のトライアルを経て導入しました。当時の基幹システムにはCSV取り込み機能がなかったため、稟議を通して改修しています。将来のシステム更新時にはAIを絡めた受注システムが必要になるとの判断から、今のうちに会社として知見を蓄積する狙いもあったとのことです。
初期設定は提供会社の担当者の手伝いを受け、慣れるまでの期間は1か月もかからなかったそうです。返信FAXは、納品日が自動入力されるテンプレートを使う「リファクス」機能で送っています。
AFTER成果
読み取ったCSVを基幹システムに取り込むことで、発注番号の打ち間違いはなくなりました。入力から納期返信までの作業は1件あたり4分ほどから1分程度になり、8割のFAX発注書を自動で受注処理できているとのことです。受注業務が「入力」から「確認」へ変わりました。
チームが5名から一時的に3名になる中でも業務を回せているのは、このシステムのおかげだと担当者は話しています。一方で、レイアウトが微妙に変わる注文や、1枚に複数の取引先・納品先が混在する注文など、一部は手作業が残っています。
出典:発注書AI-OCRの導入事例(ホクビー)
本記事は出典の内容をもとに編集部がまとめたものです。数字・成果は出典の表現に沿っています。